秋田 烏帽子岳(乳頭山)(個人)山行記録/関西の山の会会員募集「山があるクラブ・Ⅱ」登山クラブ

山行記録

秋田駒ヶ岳 1478m432m)

104日晴れ 秋田駒ヶ岳

8合目駐車場(6:13出発)-片倉岳(6:22)-阿弥陀池・男岳分岐(8:57)-男岳(9:12)-元の分岐(9:18)-阿弥陀池左木道-男女岳分岐(10:55)-男女岳(11:06)-男女岳分岐(11:4111:50)-山荘(12:2312:50)-稜線取付き(14:22)-稜線(14:34)-横岳()-焼森()-8合目駐車場(6:13出発)~乳頭温泉郷 鶴の湯

行動時間:3時間55分、、歩行距離6.7km、累積登高:539m


 宿の朝食を早めてもらい、予定より30分早く宿泊地を出発する。県道駒ヶ岳線は、ヘアーピンカーブの連続。登山口の8合目(1300m)は、すでに駐車車両で一杯でした、どうにか止める所を確保できた。

良く整備された登山道てすが、連日の疲れか、足が重く思う様に上がらない。帰りの飛行機の時間等を考えると、マイペースは許されない様です。
 プレッシャーを感じつつ男女岳の北側山腹を回り込む、新道コースを進み片倉岳の展望台に着きました。

 東に裏岩手の山々、昨日登った烏帽子や三ッ石山、前方には田沢湖、爽快な眺めです。

 
 展望所からの長め 中央は烏帽子岳
   
途中の山道     

 木道歩きになり、阿弥陀池に着きました。 周辺は、6月上旬から、ヒナザクラ  ミヤマキンバイ  ハクサンシャジン  トウゲブキ  ニッコウキスゲ   等多くの花が、咲き競うお花畑です。

 男岳の痩せた山陵の坂を西へ、急に風が強くなり、ガスが出てきた、右手眼下には、昭和45年に噴火した、月のクレーターを思わせる、女岳がガスの切れ目から、見え隠れしている。

   
男岳へ向かう     女岳のクレーター

 男岳山頂は、駒形神社が祀ってある。ベンチがあり、展望も申し分ない。 休憩していた地元の男性に集合写真を、撮ってもらい、阿弥陀池にもどり秋田駒ヶ岳最高峰、男女岳に向かう途中、横岳と男岳の鞍部から、駒池通称  ムーミン谷は、この時期の紅葉、初夏のチングルマの群生も、素晴らしいらしいが、今回はパスです。

   
男岳山頂    阿弥陀池

 男女岳へは、階段状の綴れ折れの道をひたすら登る。
 太股パンパン  膝ガクガク  息タエダエ で、どうにか頂上にたどり着くと、感動もひとしお。キャア キャアと、関西シニア4人組は賑やかだ。

 
男女岳山頂で

 鳥海山  早池峰山  岩手山など北東北の名峰が一望できるが、どの山がどれか確信出来ないのが、辛いとこです。

 行動食など食べながら、休憩をとり心配していた時間も、なんとかクリア出来そうです。

 私達と入れ替わる様に、若者30名程の団体が、聞けば警察学校の生徒さんらしい、流石に力強く、疲れを知らない。その様子とは反対に、ショボ ショボと下山し始める5人組です。

男女岳

 木道に戻り阿弥陀池避難小屋から(現在改装工事中ですが、トイレは使用可です)灌木帯の小道を登ると、国見温泉の分岐  横岳から、丸く盛り上がった火山砂礫の頂、焼森へ向かう、ここも360度の展望です。

 歩き難い砂礫の山だが、塚本さんが、エリマキトカゲのパホーマンスで和ませてくれる。

 一帯は植生保護のロープが張られ、荒涼としているが、タカネスミレ  コマクサ  イワブクロの大群落地らしい、今は黄色く色替わりしたタカネスミレの葉が、所どころに残っているだけだ。

 
焼森からの下山 

植生保護のロープ沿いに左に下り、ペンキ印やガイドに沿って進み、シャクナゲの低木帯を、8合目まで一気にくだりました。

予定より1時間程早く下山出来たので、ゆっくり温泉につかれそうです。


     
     
   
ヤハズハハコグサ   ウメバチソウ 
     
 

今回は、紅葉目的の登山でしたが、花の百名山 「秋田駒ヶ岳]花の季節に是非訪れたい山です。

東北遠征のしめは、乳頭温泉郷で最も古く由緒ある、秋田藩主の湯治場だった。鶴の湯は番外編でまとめています。

今回の東北遠征 暴風雨にさらされ、ぬかるんだドロドロ道に悪戦苦闘しても、又山登りたい思うのは、素晴らしい感動を与えてくれる山々と一緒に行ってくださった、皆様のお陰と感謝しています。(文、白柳)

行程MAP

烏帽子岳行程MAF


参加者    会員5名(植木、梅川、白柳、塚本、南井)

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