秋田 烏帽子岳(乳頭山)(個人)山行記録/関西の山の会会員募集「山があるクラブ・Ⅱ」登山クラブ

山行記録

秋田 烏帽子岳(乳頭山 1478m432m)

103日(火) 小雨後晴れ 

黒湯温泉駐車場(8:58)-一本松沢の橋(9:14)-一本松露天風呂(9:44)-合流点(11:09)-烏帽子岳山頂(11:25)-分岐点(11:57)-田代平山荘(12:2512:35)-田代平分岐(12:45)-田代平-蟹場分岐点(14:02)-大釜温泉登山口(14:43)-黒湯温泉駐車場(15:03

行動時間:6時間4分(休憩35分)、歩行距離10.4km、累積登高:751m

 

 2日夜に3日と4日の山を選定。天気の具合や4日の空港までの移動を考えて、3日に距離長めの烏帽子岳となりました。


 当日、皆さん早く準備ができ8時過ぎホテル出発。30分程で黒湯温泉駐車場着。9時前登山開始、予報も薄雲から晴れ。上々のスタートです。

 最初は少し下り、一本松沢の橋を渡り登山道へと進みます。しばらくして、沢の広い岩場に着き、中程に湯溜まりがあります。これが手掘りの露天風呂のようです。沢の湯加減も丁度いいです。女性には…ちょっとですが、この温泉入れたら最高でしょうね。

     
黒油温泉  

一本松の露店風呂

 小休止して、登山道へ、少し雨になりましたが大した事有りませんでした。木の根や少しぬかるみになって、丸太の階段が出て来ました。つづら折れでずっと階段が続きます。足下には枝打ちされた笹が…昨日辺りに刈り取られたのか青々としてます。有難いねえ〜と話しながら、遠くでチェーンソーの音聞こえます。

歩き始めて1時間半程で二人の方が、急坂の階段で草刈り機の作業していました。「有り難うございます」とお礼の挨拶をしながら、追い越して行きます。階段はまだまだ続きます。また一人また一人と作業中の方8人程に出会いました。爽やかな笑顔で作業を中断して、「あと少しだよ」と声掛けを頂き、「お疲れ様です、有り難うございます」お陰様で薮漕ぎも無く階段地獄も感謝感謝で登って行きます。

しばらくして景色が広がり、少し曇がかかった秋田駒ヶ岳や、田沢湖の湖面、周りの山々も、そして目の前の烏帽子岳山頂の岩は三ツ石山にちょっぴり似ているかな。

 烏帽子には見えませんでしたが、頂上から少し降りたら、東側は切れ落ちていて、山名由来の烏帽子に見えました。

     
     
     
     山頂で
     
 山頂で    
     
山頂直下の紅葉     

頂上は風が強いですが、早めのランチを済ませて田代平へ周回して下山します。
 上から見る田代平は湿原が広がり、木々の緑と草紅葉が綺麗で尾瀬を思わせます。

 下山道は尾根歩きですが、小さな沢を歩き岩と木道が湿っていて苔もありで前後から「キャー」との声。滑りに気を付けて慎重に歩きます。
 途中の田代平山荘にはトイレが有ります。
 緩やかな湿原の中、秋田駒ヶ岳や烏帽子岳をバックに草紅葉や花や蝶の撮影をしながら平坦な道を歩きます。

   
田代平全景    山荘横の池塘から烏帽子岳、池面に山容が 
     
    広大な草紅葉越しに秋田駒ヶ岳 
     

シロバナトウウチソウ

 
  カライトソウ

 蟹場分岐点からの下りは、ブナ等の樹林帯で雰囲気が一変、木の根やぬかるみに足下注意してしばらく歩きます。少し急坂を下ると孫六温泉にでます。そこから駐車場まで少し登りでゴールです。

 孫六温泉から急ぎ、分岐で止まらず後方の方々には申し訳無かったです。以後気を付けます。


 感想は烏帽子岳や田代平は素敵でしたが、階段長すぎでした(笑)
皆さん、お疲れ様でした。  (塚本)


行程
MAP

烏帽子岳行程MAF


参加者    会員5名(植木、梅川、白柳、塚本、南井)

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